双極性障害

うつ状態に加え、激しい躁状態が起こる双極性障害を「双極I型障害」といいます。うつ状態に加え、軽躁状態が起こる双極性障害を「双極II型障害」といいます。

  • 症状
    • 躁状態
      寝ることなく動き回り続け、多弁になって家族や周囲の人に休む間もなくしゃべり続け、家族を疲労困ぱいさせてしまいます。
    • 軽躁状態
      人が変わったように元気で、短時間の睡眠でも平気で動き回り、いつもに比べて積極的になります。少し行き過ぎという感じを受ける場合もあります。
    • うつ状態
      早朝覚醒、食欲の減退または亢進、体重の増減、疲れやすい、やる気が出ない、自責感、自殺念慮といった様々なうつ状態の症状などが2週間以上続いている状態が、うつ状態です。
  • 治療法
    • 薬物療法
      双極性障害には、気分安定薬と呼ばれる薬が有効です。
      最も基本的な薬はリチウムです。リチウムには、躁状態とうつ状態を改善する効果、躁状態・うつ状態を予防する効果、自殺を予防する効果があります。
    • 精神療法
      病気をしっかり理解し、その病気に対するこころの反応に目を配りつつ、生活が困りごとなくゆく、ある種の精神療法が必要です
      • 生活リズム記録表
        病気の性質や薬の作用と副作用を理解し、再発のしるしは何なのかを自分自身で観察し把握することが大事です。
      • 睡眠記録表
        規則正しい生活をおくることも、双極性障害の治療にはよい効果があります。

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